BL好きのみなさん、通学や通勤のちょっとした時間にBL摂取していますか?
私は電子書籍の漫画派なのですが、BL漫画をバスや電車の中で堂々と見るのはまだちょっと抵抗があるので、私は小説アプリのBL小説で摂取しています。
シチュエーションによってはかなり過激ですし、公共の場ではそぐわないですよね汗
それに、新しいBL漫画を摂取する際、お金は有限ですのでよくよく吟味しないといけません。
一方、小説アプリの以前はケータイ小説と言われていたものの進化版だと思っていて、本を開くようにアプリを開いて小説が読めるのでかなり重宝しています!
BLジャンルも浸透しつつあるので、私たちBL好きにも小説アプリを入れる価値ありです!
商業オンリーでBL摂取しているみなさんには、プロが創作していない作品に抵抗があるかもしれませんが、ちょっとした時間に気軽に無料で読めるのが小説アプリの良さなのです。
そこで、無料でBL小説が読めちゃうアプリを4つに絞っておすすめしたいと思います。
ここで隙間時間に小説を読むのではなく、オーディオブックで聴くという記事も書いていますのでこちらも是非読んでみてください!
無料小説アプリの良さは趣味で書いているBL小説にもファンはいる!
商業オンリーできたBL好きさんは、おそらくアマチュアさんのクオリティが気になるからではないでしょうか?
商業の作品は編集者さんの目や校正作業が入るので、内容も日本語も保障されます。
しかし、趣味で小説投稿サイトに書いていてる人は、全てが無料なのでもちろん校正も推敲も独断でやったりやらなかったりします。
その不安定さが作品に出ると、面白さが半減してしまうから商業一択に限ると思いますが、今時無料で使える校正ツールなどがあるので、積極的に修正作業している作者さんもおられます。
となると、趣味で執筆している作品にも面白いものがあるんです!
当然、面白い作品があるということは、作品をブックマークに追加したり、作者さんの次作を通知で受け取るためにアカウントをフォローしたりとファンになってくださる方もいるのです!
実際に私も、小説アプリから無料で読める作品にしおりを挟んで続きを楽しみにしている作品があります照
さらに、BLに限った話ではないですが、趣味の作品は採算度外視で描かれる作品ですので、作者さんのやりたいことがたくさん詰まっています!
それに刺さる方は必ずいますし、売れることを目的としていない作品は、作者さんの萌えやツボが垣間見えます。
細かいカップリングや属性の種類も多いのが趣味で書いている作品のいいところなんです。
それに刺さる方は必ずいますし、読み手側もより自分のツボに近い作品に出会えるかもしれませんよ!
電子書籍アプリと無料の小説アプリの違い
商業派の皆さんはRenta! やBookLive、コミックシーモア、eBookJapanなどの電子書籍アプリやサイトを利用しているかと思います。
そこにはキャンペーンで無料作品が置いてあることもありますが、基本的には有料作品ばかりです。
無料でインストールして使える小説アプリには、有料作品は多くありません。むしろ、ここからメディア化するチャンスがあるので、無料作品から成り上がっていく点についてはレベルの高い面白い作品が紛れています。
デビュー前の卵たちの作品を読むのも一興ですよ!
古参ぶれます照
小説アプリにも作品コンテストが開催されているものもあるので、書き手にとっては小説アプリからでもメディア化のチャンスがあるんです!
ちなみに、私は趣味で小説を書くので、サイトとアプリを併せて使ってます!
その1:試し読みをして吟味する必要がない
なんと言っても全て無料なので、試し読みも何もないのが小説アプリの良さ。
読む作品を厳選するのと、購入する作品を厳選するのでは作品を読むハードルは大きく違います。
有料作品だと試し読みページが限られていますので、「この作品の試し読み短い!」「ここまでの展開だと買うには・・・」と購入するのを思いとどまることも多いのではないでしょうか?
一方、趣味作品でも無料で読めるものに、試し読みはありません。(2度目失礼します!)
どこまで読み進めるかはあなた次第なんです!
そんな私は趣味で小説を書く傍ら、商業BL漫画をたくさん買ってまして、Renta!とBookLive、コミックシーモアを併用する重課金者です笑
?!(ツワモノですね汗)
その2:読者の声が作者に届きやすい
無料作品の良さは何と言っても、作者さんに自分のリアクションやコメントが届きやすいこと。
作者さんも読み専さんもそれぞれアカウントを作ってアプリやサイトを使いますので、作品について何かしらのアクションを起こせば、ちゃんと作者さんへ届きます。
例えば、作者さん自ら番外編のシチュエーションのリクエストを募集し、読み手さんがリクエストをお願いすると、それが選ばれて自分の好きなシチュエーションを描いてくれるという嬉しいイベントもあるのです!
私たちの声が直接届くことは、作者さんのモチベーションにもなりますし、読み手側もより身近で親しみやすい作品となること間違いなしです。
B Lジャンルのある無料小説アプリおすすめ4選
小説アプリで無料作品を読むことの良さを伝えてきましたので、今度はBLジャンルに絞って、おすすめの小説アプリを紹介していきます。
読み専だった方がこれを機に書き手側に回る際にも、参考にできる情報をお教えします!
エブリスタ
出典元:エブリスタ
私が一番愛用しているアプリがこのエブリスタ。
小説アプリの紹介一発目なので、簡単に全容をまとめていきます。
【読み手のできること】
・好きな作品を本棚(「しおり」や「ブックマーク」のこと)に追加、スター(分かりやすくいうと「いいね」)を押せる
・読んでいるページの感想をコメントできる(ページコメント)
・作品全体のレビューもできる
・ページごとのリアクション(「いいね」とは別)を押せる
・作者をフォローするとつぶやきが見れる
・自分だけの作品リストをまとめられる
・コミュニティでグループを作り交流できる
【作者のできること】
・スターを押してくれた特典として、作品の番外編を執筆できる
・読み手側からの誤字報告を受けられる(嬉しいことです)
・全体の人気作品、ジャンル別、属性別の人気作品がランキング化される
・運営側のピックアップ特集などで、作品が選ばれることもある
【運営側】
・毎月のように三行から八千字程度の短編のコンテストが行われている
・二万字程度から審査対象の大きなコンテスト(例:「氷室冴子青春文学賞」「ポプラキミノベル小説大賞」「めちゃコミック女性向け漫画原作賞」など)が開催され、なかには授賞式が執り行われるものもあり、顔と名前が雑誌に掲載される。
ざっとこんな感じでエブリスタは読み手や作者側に双方がアプリ内で交流できたり、作品に対するリアクション手段がいくつもあったりと、作者さんと読み手さんの相互関係のようなものを感じるのが特徴です嬉
さらには、運営側も「青春BL特集」や「新作セレクション」といった、特集を頻繁に組んでくれて、作者側も読み手側も良い作品を見つけやすいイベントがたくさんあります。
お恥ずかしながら、私も一度だけ!「 青春BL特集」で選んで頂いたことがあり、作品ページにはその証であるダイヤのマークをつけて貰っています照
最近はBLジャンルがようやく浸透してきた小説アプリだと感じていて、人気作品に対しては4桁、5桁の本棚数をお見かけします。
私はまだまだでして、本棚数は500程度をうろついている作者です汗
運営側もBLジャンルの特集やコンテストを開いているので、それなりの読者数と作品数が充実している証拠だと思います。
それほどの実力作品が無料で読めるんです!
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エブリスタ - 小説サービス
EVERYSTAR Co., Ltd.無料posted withアプリーチ
fujossy
出典元:PR TIMES
BL好きさんのためのアプリで、ジャンルはBLオンリー! このアプリは入れていなくても名前だけは知ってる方も多いはずです。
以前はBLove というアプリがBLジャンルオンリーの小説や漫画を台頭していましたが、今ではfujossyに代わっているようです。
ユーザーは圧倒的にfujossy の方が多く、BLove から移行しているユーザーさんも多数いらっしゃいます。
というのもBLoveからfujossyに移行した人間がここにいます笑
fujossy はBL好きならではのリアクション表現があり、「萌えた」「尊い」などより正確にリアクションができます。
出典元:fujossy
読み手的には、リアクションの傾向によって作品の特徴が大まかに知ることができるので、指標としても使えます。
書き手にとっては何よりのモチベーションです!
BLオンリーのアプリなのですが、サイトは重いので今は別のアプリから作品をコピペして移すくらいの頻度で使ってます汗
仕様はエブリスタとほとんど変わりませんが、作者側がfujossy内でブログを書いて自ら作品宣伝をするのはここだけです。
また、原作の書籍化やコミカライズ化も行っており、年に数回の「fujossy小説大賞」にて受賞された作品はメディア化されます。(二十万字程度で長編の作品応募が多いようです)
BLoveから引き継いでfujossyに来られた作者さんも多数いるため、向こうの人気作品がそのままfujossyに流れていて、ランキング上位は不動です汗
この作品ずっと上の方あるなぁ、という感じです笑
だからこそ、BLガチ勢の集うfujossyには力作が豊富なんです!
アプリは小説ビューアなので、読み専さん向けのアプリです。
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※こちらはiPhoneのみです。Androidはサイトからログインしてホーム画面に追加する方法があります
アルファポリス
出典元:アルファポリス
アルファポリスにも一応作品を置いているくまくま。
というのも、規模は小さい感じはしますがBLジャンルがアルファポリスにもあるからなんです。
ですが、読み手と作者側との距離も、上のアプリふたつと比べるとどうしても離れていると感じてしまいます。
しおりや感想をする機能はあるものの、それ以外で読み手と作者が繋がるようなものがありません。
どちらかというと、電子書籍アプリを使っているような感覚です
趣味で書いている作品なのだから、読み手さんに読んでもらってたくさん反応してもらったり、読み手さんの感想に返信しちゃったりして作者と共に盛り上がるのが小説アプリの醍醐味だと私は思うのです。
ですので、交流の場が少ないアルファポリスでは物足らないと感じる方もいらっしゃるかもしれません。
それとこれは完全に私の個人的な感想なのですが、アルファポリスのBLジャンルの印象としてはファンタジー系×BLの作品が多いイメージがあります。
BLジャンルのランキングを見ても上位のほとんどがファンタジー要素のある作品でした(※2022年5月現在)
アルファポリスのレーベルが推しているのはファンタジックなBLなので、そりゃそうなのですが汗
けれど私はファンタジー要素のない作品ばかりを書くので、アルファポリスでのブックマーク的なしおりは愛用するエブリスタより10分の1以下という明らかなアウェー状態です笑
もちろん、アルファポリスもコンテストをしていますので、BLジャンルもメディア化するチャンスはあります。大手ですしね!
よって、それを目指すアマチュアさんがいて、相応の実力を持った方がいらっしゃるのも事実です。
アルファポリスもおすすめできるに値すると思います!
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アルファポリス 小説・漫画を読もう
Alphapolis Co., Ltd.無料posted withアプリーチ
ムーンライトノベルズ
出典元:小説家になろう
こちらムーンライトノベルズは「小説家になろう」グループのひとつで、BLに特化したものです。
小説家になろうは、俗にいう「なろう」ですね!
あの「なろう」は大手の小説投稿サイトで、総作品数は95万本という凄まじい数を有していて、自分好みの作品を探すのもBL好きが時間を潰すにはもってこいですよね!
仕様は他の小説アプリと大差ありませんが、こちらもエブリスタやfujossyのように交流が多い訳ではありません。
違うのは星5つで評価をつけられるシステムがあり、作品を読む指標のひとつになっています。
作者側からしたら、どきどきするシステムなんですけどね汗
小説家になろうのアプリ内からムーンライトノベルズへ移動するので、BLジャンル以外が読みたくなったらいつでも戻ってきて、小説家になろうの強みである「異世界系ファンタジー」を楽しむこともできます。
ひとつのアプリで「ムーンライトノベルズ」「ミッドナイトノベルズ」「ノクターンノベルズ」となろう系の特化サイトをアプリで読むことができます!
ムーンライトノベルズはなろう系のサイトであるため、小説家になろうは異世界ファンタジーを強みとしていますので、やはり異世界系ファンタジー×BLの作品が多いしやはり人気です。
その点においてはアルファポリスと似ていますね。
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なろうリーダ [小説を読もう!小説家になろうリーダー]
TSCSOFT無料posted withアプリーチ
※iPhoneにはなかったためAndroidのみとなっています汗
まとめ
ここまで4つの小説アプリを紹介してきました。
私の結論としては豊富なジャンルの視点から見て、無料のBL作品を読むなら「エブリスタ」を最推ししたい思います!
どれもたくさんの読み手さんがおられるので、あとはサイト別作品の傾向を見て読むのがいいでしょう。
【エブリスタ】
ジャンルは偏りなく読まれることが多く、とくに「恋愛」という大きな括りでは市場が大きい。
【fujossy】
老舗BLoveからの変遷によるサイトで、古参の作品は絶大なる人気を誇っている。新しい作品が台頭するのは難しいと感じる。
【アルファポリス】
ファンタジー系に強いサイトで、BLジャンルも例に漏れずファンタジー要素が強いものが人気。
【ムーンライトノベルズ】
小説家になろうのグループのひとつで、こちらも異世界系ファンタジー×BLに根強い人気を誇る。
さいごに、皆さんの参考になるかは分かりませんが、私の作品のアクセス数を各サイトで比較してみると、大きな差はありません。
ただ、ブックマーク的なシステムにおいては各サイトの傾向があり、かなりの差が開いていますのでやはり、様々なBL属性を楽しむにはエブリスタが最適かなと感じています!
では、良いBLライフを!